文化と技術が交わる大型複合施設“HANEDA INNOVATION CITY”を探検してきました!!

更新日:2021年6月24日

以前の記事でご紹介した“HANEDA SKY BREWING”。今回はお店が入っている施設“HANEDA INNOVATION CITY”を関係者の方に案内していただいたので、そちらについてご紹介していきます。


天空橋駅・HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)外観
 

“HANEDA INNOVATION CITY”は「異なる価値が行き交い、交錯することで日本の次なるイノベーションを生み出す」をコンセプトに掲げ、商業・オフィスなどで構成された大型複合施設です。略称は“HICity”。


地域に根付いたグルメや日本固有の文化、そして様々な先端技術を一か所に集約。新たなイノベーション生み出していく施設として、2020年7月3日に順次開業しました。2020年9月のシルバーウィークには、現在より多くの店舗がオープンするとのこと。


掲げられてる施設コンセプトのルーツは、羽田空港がまだ東京飛行場だった時代にまで遡ります。

羽田空港が東京飛行場だった頃、海では海苔の養殖という新しい試みがなされ、一方の空では最新の飛行機が人々を運んでいました。隣り合わせで伝統と技術が交わり融合し発展した、かつての羽田の光景。その後も多くの伝統文化と技術が交わり、様々な価値観を受け入れ、独自の革新を繰り返してきました。

伝統と技術・革新を積み重ねてきた羽田の歴史が“HANEDA INNOVATION CITY”(以下・“HICity”)の根底に流れているのです。



“HICity”には画像のように、11のエリアが存在。それぞれのエリアを探検したり、説明を聞いたりしましたので、エリアごとの紹介をしていこうと思います。



まずは、外観左手にある施設入口から、エスカレーターにのって2Fへ。まっすぐ進む途中、左手に広がっている工事現場が ZONE A・B・C です。(写真は振り返って撮影してるため右に見えています。)


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン A・B・C

“HICity”は2022年にグランドオープンする施設のため、2020年の現在はまだプレオープンの段階。準備のできた場所から順次活動を行っているため、ZONE A・B・C はまだまだ工事中というわけなのです。完成後は、健康や医療に関する施設が入居する予定とのことでした。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン D

ZONE A B C をまっすぐ進むと“羽田バル”の“HANEDA SKY BREWING”があるZONE Dに到着。

現在は稼働していない併設の醸造所ですが、シルバーウィークに提供開始を目指して、併設醸造所でのオリジナルクラフトビールの製造を始めるとのこと。目の前の醸造所で作られているビールが飲めると考えるとワクワクがとまりません。


また上階には“ANA”の技術開発系のオフィスや“DENSO”の自動運転技術に関する部署のオフィスが存在しています。

“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン E

ZONE D の奥、ZONE Eには最新技術を用いたプロジェクションマッピングが楽しめる施設や、“足湯スカイデッキ”などの体験型施設が並んでいます。2回目に訪れた2020年8月後半では工事をしていたため、写真は前回の7月のもの。このときはVR技術を用いて、サイバー空間で行う車イスレースを体験できました


階段を上った屋上にあるのは、“足湯スカイデッキ”。羽田のイメージ通り、青い空が広がっています。こちらを利用できるのはAM5:00~PM6:00まで。自動販売機では限定タオルがゲットできるので、準備無しでふらっときても足湯でリラックスできます。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)足湯デッキ

“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)足湯デッキと飛行機

この場所はなんと滑走路の目の前。飛行機はかなりの頻度で離着陸しているので、足湯に浸かりながら雄姿を眺めることができます。普段体験できない近さで飛行機が飛んでいるため、飛行機好きの人でなくても、圧倒的な迫力と新鮮味を楽しめます。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)の目の前を飛ぶ飛行機

階段を下りて2Fに戻り、すぐに見えてくるのがZONE F・G


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーンG

ZONE F は1Fにある駐車場へとつながっています。写真左上にある黒い道路は ZONE D で ご紹介した“DENSO”が開発している自動運転技術の試験運転場。今回は見られませんでしたが、タイミングがあえば未来の自動運転技術を先取りできるかもしれません。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン F

ZONE F の右側には、ZONE G の“Iwatani”水素ステーション。東京都に数か所しかない水素ステーションのうちの一つで、空港へ乗り入れる水素バスなどが利用するそう。さすが最先端施設。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン H

すぐ右手にあるのはZONE H 。斜めの屋根が特徴的なこの建物は、ライブハウスで有名な“Zeep Haneda”が入っています。収容人数は最大で約6000人。現在の状況下では、距離を確保し、最大収容人数を約半数の3000人にしているとのこと。いつかここでお気に入りのアーティストのライブが楽しめることを願うばかりです。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン I

こちらはZONE I フードホール、ZONE D の左斜め前あたりにあります。まだオープンしていないのですが、聞かせていただいた説明によると、一般的なショッピングモールにあるようなフードコートを超えた、“HICity”でしかできない食事体験ができるそう。2020年9月のシルバーウィークにオープンする予定とのことです。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン J

ZONE I の真横にあるZONE J には、“京急EX INN” 会議や研修・学会などが開催できる“Congres Square”、“さわやか信用金庫”・“城南信用金庫”が軒を連ね“Innovation Salon”というビジネスマンや研究者・クリエイターやアーティストたちが交流するための場も存在。ここからあたらしいビジネスや産業、アートが生まれることを想定しているようです。


またZONE J は羽田バルのあるZONE D 方面の出入り口も使え、お手洗いや喫煙所もそちらの出入り口近くに設置してありました。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)ゾーン K

続いては大田区が所有するZONE K。大田区内の町工場や企業など、地元のオフィスが入る予定とのことでした。


そして“ARTIST VILLAGE” という公園広場のあるZONE Lのご紹介 ……なのですが、1階に降りるのを忘れてしまい画像や詳細を入手できませんでした。すみません……。


そして、11のエリアを繋ぐメインストリート“イノベーションコリドー”は24時間開放。夕暮れ頃になるとぼんやりとした灯りが松の木を照らし、幻想的な雰囲気が味わえます。


“HANEDA INNOVATION CITY”(“HICity”)イノベーションコリドー

 

さまざまな伝統技術と先端技術が活動をはじめている、“HANEDA INNOVATION CITY”。

まだまだ本格オープンは先ですが、何かが起こる前兆のような、いい意味で嵐の前の静けさのような可能性に満ちた空気を肌で感じることができました。


2020年のシルバーウィークには多くの飲食店がオープンを予定しており、すでに営業を開始している店舗も趣向を凝らしています。もう目の前のシルバーウィーク。しっかりと感染対策をして、イノベーションの萌芽を体感しに“HANEDA INNOVATION CITY”に足を運んでみるはいかがでしょうか??

閲覧数:376回0件のコメント